β-シート(βシート、βプリーツシート、β-pleated sheet、β構造)について、
2024年11月下旬のアップデートにて次のように問題を修正しました。
・αヘリックスとβシートについて、「同じポリペプチド鎖内の水素結合」「異なるポリペプチド鎖内の水素結合」という表現を「らせん構造を形成するポリペプチド鎖内の水素結合」「同一分子の折り返しなどで逆向きで並んだポリペプチド鎖内の水素結合」という表現へ変更しました。ご指摘ありがとうございます。
1枚目の画像のように1本のポリペプチド鎖が折れ曲がることで並行に並びシート状(プリーツ状、びょうぶ状、ひだ状)を形成しているイメージ図があります。なのですが教科書では2つの、もしくは、2本のポリペプチド分子(鎖)という表現がされています。この表現は誤解を生じさせるものと思います。
ここに書いておけば、関係者の誰かが見つけて変更の検討をしてくれるかもしれないと思っています。
(2枚目へ続く)
同じ教科書の見開きので表示される説明では、
αヘリックスが「1つのポリペプチド分子内」
βシートは「逆向きにならんだ2つのポリペプチド分子の間」
と説明されています。
この記述は他の教科書にもあります。(3枚目へ)
3枚目
αヘリックスは分子の数、本数には触れていません
βシートは「2本のポリペプチド鎖」